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2013/06/18 医療業界ニュース 『子宮頸がん接種 推奨中止 』

子宮頸がワクチンの接種後に体の痛みや歩行障害などの重い副作用が表れている問題で、厚労省は14日、「積極的な勧奨を一時的に差し控える」と発表した。同日の有識者検討会の議論を受けたもので同省は、自治体から各家庭への接種の案内を控えさせる通知を都道府県に出したが、こうした対応は2005年の日本脳炎ワクチン以来2例目で極めて異例。

副作用の頻度は少ないものの原因不明の慢性的な痛みを訴える例が複数報告されていることを重視し、国民にリスクを分かりやすく説明する情報を整理するまでの暫定措置という。同ワクチンは今年4月に定期接種になったばかり。

今回の決定で国は一定期間接種を積極的に勧めないことにした。ただし、実質的に無料で受けられる定期接種としての位置透けは変えず、希望者が接種できる機会は残した。副作用に伴う治療が必要になったり、後遺症が残ったりした場合の救済制度は従来どおり活用できるとした。

慢性的な痛みの発生頻度や症状が続く期間など、海外での情報を早急に集め、国民に有効性とリスクを分かりやすく説明が出来るようになったら、積極的な勧奨を再開する。

また接種直後から長期間痛みが続く例について、厚労省研究班で今秋にも調査研究を始めるとした。

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